便秘になると、食べたあとに消化吸収された内容物が長時間腸に溜まるので、大腸がん発症の要因の一つと考えられています。
便秘というのは、腸内環境が悪化したことを示すサインなわけです。
腸は、有害物質や発がん性物質をうんちにして外に出すという働きがあります。
しかし、腸内環境が乱れてしまっては、うんちがうまく外に出ていかないわけです。
そうすると有害物質、そして発がん性物質が体内にたまり続けることになりますので、病気の危険性は非常に高まります。
便秘は、日常会話に出てくるくらい一般的で、それほど危機感を持たれないですが、
排便は呼吸のように、生きていく上で欠かせないものです。
そこが異常になっているわけですからね。ほうっておいていいはずがないのです。
ましてや子供・・・まだうまく自分の体の状態を説明することができません。
健康な腸を保つために、親はきちんと観察し、ケアする必要があります。
最近は腸のぜん動運動が鈍い子供が非常に多いです。
子供のうちにきちんとした排便習慣がないと、大人になっても腸内環境が悪いことが多く、子供の未来にとって非常にマイナスになります。
便秘がちで過ごすだけではありません。
腸は体の免疫力の60%を担う重要な器官です。
つまり、腸内環境が悪いということは免疫力が弱く、病気にもなりやすく、治りにくいということを意味しています。
最近は親も忙しく、なかなか排便のことを考えてメニューを作れない。。とか、排便状況まで把握できない。というのがあると思います。
でも、小さい子供の場合、自分で自分の腸内環境を整えることって不可能です。
まずは腸のことをよく知ること。
そして何をすれば腸を元気にできるかを知り、実践することですね。
ヘタをすれば子供の一生の健康状態がかかっているわけです。
親子ともに、腸に関する知識を深めていきましょう。
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